ランニングをしている方にとってランニングの目的はどこにあるでしょうか。
ダイエット目的でランニングを取り入れている人もいるでしょうが、実はランニングにはダイエットだけではなく筋トレの効果もあるのです。
効果を意識してランニングを行えばその中身もより濃いものになっていきます。
ランニングをする際にはどの部分が鍛えられているかも考えながら走ってみましょう。
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足を振ることで太ももの筋肉がつく
ランニングはとにかく足を動かさないと始まりません。
その足の動きによって太ももの筋肉は鍛えられます。
太ももはランニングをしていれば意識せずとも鍛えられてきますので、安定した下半身を作りたいという人には最適なトレーニングと言えます。
太ももが筋肉痛になってきているということはランニングの効果が表れてきているということですが、痛みが強いようであれば休むことが大切です。
太ももの筋肉はランニングの肝であるからこそ、痛みには敏感になっておきましょう。
大地を蹴ることでふくらはぎの筋肉がつく
走るということは地面を蹴ってどんどん前に進んでいかなければなりません。
そしてその過程でふくらはぎの筋肉を使うことになりますので自然とふくらはぎの筋肉も鍛えられていきます。
特に女性の場合ですと足も細くしたいのに露出していることが多いふくらはぎの筋肉がつくことは歓迎できないかもしれませんが、その心配はありません。
ふくらはぎの筋肉は鍛えられることで引き締まっていきます。
なのでランニングでふくらはぎを鍛えることは引き締まった美しい足をつくることになります。
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ランニングをすることで締まったヒップを
ランニングをすることで太ももが鍛えられますが、当然その根元であるお尻の筋肉も鍛えられることになります。
ランニングによって太ももと共に鍛えられたお尻の筋肉は引き締まったものになり、美しいボディラインを作ってくれることになります。
お尻の筋肉を鍛えるのであればランニングをする際に太ももではなくお尻の動きを意識するようにしましょう。
少し力を入れてお尻を持ち上げるようなイメージで走るとお尻の筋肉も鍛えられていくので効果はアップします。
ボディバランスを取って腹筋も鍛える
ランニングは全身運動ですので鍛えられるのは下半身だけではありません。
特に全身のバランスを司る腹筋はランニングによって刺激を受けていきますので、正しく腹筋にも負荷の掛る走り方をしていれば自然と鍛えられることになります。
ランニングをしている際に自分のお腹に手を当ててみてください。
筋肉が動いている感覚があれば、それは正しくランニングによって腹筋が刺激されているということになります。
腹筋がつくということはお腹周りの脂肪も減らすことができますので、ダイエットとしても嬉しい効果です。
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ランニングは腕も振るので鍛えられる
ランニングで腕の筋肉がつくと聞くと意外に思えるかもしれませんが、走っている時のフォームを思い出せば腕に筋肉がつくというのも納得できるはずです。
ランニング時は多かれ少なかれ手を前後に振ることになりますので、その繰り返しがじわじわと腕の筋肉にも効いてきます。
効果があるからといってあまり大きく腕を振ると周りの迷惑になってしまいますし、疲労が大きくなってしまうので要注意ですが副次的な効果としては十分期待することができるでしょう。
ランニングで鍛えられるのは速筋よりも遅筋
筋肉は大きく瞬発力系の速筋と持久力系の遅筋がありますが、ランニングで鍛えられるのは主には遅筋になります。
遅筋の場合は持久力系ですので、見た目としてはそこまで大きくはなりません。
そのため力強い筋肉をつけたい人がランニングだけで望む結果を出すと言うのは無理があります、反対にダイエットでランニングをしているけど足が太くなるのは避けたいという人には良い話です。
下半身にパワーをつけたいのであれば、下半身の部位ごとに専門のトレーニングをした方が効果的です。
自分が求めている効果とランニングが合っているかどうかは理解しておきましょう。
まとめ
ランニングは足を使って走っているので下半身のトレーニングのように思えますが、実際は全身の筋肉を満遍なく使ったトレーニングになります。
そのためランニングだけでも全身を鍛えることは可能ではありますが、じっくりと鍛えることになるので太い筋肉を手に入れたいなら少し物足りないかもしれません。
闇雲にトレーニングをしても意味は無いので、ランニングをするならその効果を意識するようにしましょう。