ランニングタイツは上級者や大会参加者だけが着用するものではありません。
ランニングブームが起きている昨今、初心者にこそ履いてほしいアイテムです。
初心者なのにランニグタイツなんておこがましい、なんて敬遠するのではなく、初心者だからこそ得られるメリットを存分に活用し、効果的に利用することでパフォーマンスが向上し、トレーニングにも意欲が沸くというものです。
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初心者にランニングタイツがおすすめな理由
ランニングタイツとは元々は防寒具として使われていたものですが、最近ではランニングをサポートしてくれるアイテムとして一般にも広まっています。
ランニングに不慣れな初心者は張り切り過ぎや焦りから無理をしてしまうことが多く、疲労を溜めてしまいがちです。
そこから怪我に発展してしまう可能性も高いため、初心者の時が一番トレーニングに気を使わなければいけません。
そのサポートをしてくれるのがランニングタイツであり、その効果は筋肉や皮膚の保護から間接の動きをスムーズにするものまで多岐に渡ります。
ランニングタイツの疲労軽減効果
ランニングタイツには着圧効果があり、足の筋肉へ適度な着圧を与えることで血液の循環を良くしてくれます。
慣れないうちは締め付けが少しきついと感じるかもしれませんが、これこそがランニングタイツの疲労軽減効果につながるものです。
血液の流れを促進して疲労物質を素早く処理し、翌日まで疲労を残さない、蓄積させないという効果があり、前日の疲れのせいで足がむくんでいる、疲れが残ってモチベーションが保てないといったことを防いでくれる働きがあります。
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ランニングタイツで怪我を防止する
初心者で最も怖いのは無理をして怪我をしてしまうことです。
体ができていない、慣れていない状態で無理なトレーニングを続けると、膝の故障や足首の怪我をする可能性が高くなります。
膝を痛めたことが原因でランニングを諦めてしまう場合も多く、初心者が特に気を付けなければいけないポイントです。
ランニングタイツは着用することでサポーターと同じ働きをするものもあり、間接を保護してくれるので怪我の予防に役立ちます。
膝に不安を抱える人や高齢者のウォーキングにも利用でき、怪我を防止しつつパフォーマンスを高めてくれます。
初心者の不安定なフォームを改善してくれる
ランニングを始めたばかりの初心者はフォームが安定せず、そのために筋肉の使い方が悪く怪我をしやすいものです。
ランニングタイツは着圧によって体の姿勢を安定させ、筋肉やヒップの揺れを抑えることでフォームの揺れを少なくします。
初心者は自己流の悪い癖が付きやすく、悪いフォームのままでトレーニングを続けることは怪我や疲労にも繋がるため、早い段階からランニングタイツを着用することで早くフォームを安定させることは、長くランニングを楽しむためにも大切なことです。
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環境から肌と体を守るためにも
ランニングタイツにはUVカット加工が施されているものも販売されているので、紫外線の予防にもなります。
冬場には防寒具の役割を果たし、体を冷えから守ってくれるので体力の消耗も抑え、冷えによるパフォーマンスの低下も防いでくれます。
夏場になると汗や熱を吸って体を冷やすなどの機能を搭載しているものもあり、用途や好みによって様々な種類のものが選べるため、冬はロングタイツ夏はショートタイツといった使い分けもしつつ、季節を問わずに使用することができます。
自分にピッタリなサイズを選ぶ
ランニングタイツを選ぶときには、試着してみるのが一番です。
普段買っている自分のサイズを選ぶのが基本ですが、圧着が緩い状態では高い効果は見込めません。
緩くなくきつ過ぎない、ピッタリのサイズを選んでください。
また、ランニングタイツの下には下着を着けても着けなくても問題はありません。
直履きに抵抗のある人は下着の上からでも着用は可能ですが、その際にはスポーツタイプの下着などを選び、縫い目が肌に当たるものや補正下着などの締め付ける下着の併用は避けるのが基本です。
まとめ
始めたばかりの初心者の時が、一番ランニングタイツの恩恵にあずかれる時期なのです。
初めから高いものを選ぶ必要はありません。
安いものでも高機能のランニングタイツは数多く市販されているので、きっと気に入った一枚が見つかります。
疲労や怪我を防止し、体型を整えてより美しく見せてくれるランニングタイツは、全てのランナーの必需品です。